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自宅の安全、確認しましょう 高齢者のための危険箇所チェックと簡単な対策

Tags: 防災, 地震対策, 自宅, 安全, 高齢者

もしもの大きな揺れや台風、大雨といった自然災害は、いつ起こるか予測ができません。私たちは普段過ごしている自宅が、安全な場所であると信じていますが、災害が発生した際には、思わぬ危険が潜んでいることがあります。

特に、ご高齢の方は、素早い避難や片付けが難しいため、ご自宅での安全対策がより重要になります。このコラムでは、ご自宅にどのような危険があるのかを確認し、自分でできる簡単な対策をご紹介します。不安を減らし、もしもの時にも落ち着いて行動できるよう、一緒にご自宅の安全を確認してみましょう。

なぜ自宅の安全チェックが必要なのでしょうか

地震の揺れによって家具が倒れたり、窓ガラスが割れたりすると、それが怪我の原因になることがあります。また、通路がふさがれてしまい、逃げ遅れることにも繋がりかねません。

また、台風や大雨では、飛来物で窓が割れたり、雨漏りによって家の中に被害が出たりする可能性もあります。

これらの危険を少しでも減らすために、事前にご自宅の中や周りを確認し、対策をしておくことが大切です。すべてを完璧にする必要はありません。まずは、自分でできること、気になることから始めてみましょう。

ご自宅の危険箇所チェックリストと簡単な対策

ご自宅の中と外で、チェックしておきたい場所と、どなたでもできる簡単な対策をご紹介します。

チェックリスト

チェックリストを活用しましょう

このチェックリストを印刷して、ご自宅をゆっくりと見て回りながら、一つずつ確認してみてください。ご家族がいらっしゃる場合は、一緒に確認するのも良いでしょう。

すぐに全ての対策をするのが難しくても大丈夫です。まずは危険な場所を知っておくことだけでも、もしもの時の行動に繋がります。できることから一つずつ、ご自身のペースで進めてください。

まとめ

ご自宅の安全を確認することは、もしもの災害からご自身やご家族を守るための大切な備えです。家具の固定や避難経路の確保など、簡単なことから始めることができます。

一度チェックしたら終わりではなく、年に一度など、定期的に見直すことも大切です。ご自身の安全を守るための備えは、心を落ち着かせ、安心にも繋がります。無理のない範囲で、できることから始めてみましょう。