わたしの備えブック

夜も安心 もしもの停電に備える 高齢者のための安全な明かりの準備

Tags: 停電, 災害, 明かり, 備え, 高齢者

もしもの災害などで電気が止まってしまうと、夜はあたりが真っ暗になり、とても不安を感じるものです。特に高齢の方は、暗い場所での移動はつまずいたり転んだりする危険もあります。

安心して夜を過ごすためには、電気を使わない「明かり」をあらかじめ準備しておくことが大切です。ここでは、高齢の方にも安全で使いやすい明かりの準備方法と、その使い方についてご紹介します。

停電時に安全な明かりの種類を知っておきましょう

災害時の停電に備える明かりには、いくつかの種類があります。火を使うロウソクなどは火事の心配がありますので、できるだけ火を使わない安全なものを選びましょう。

おすすめは、電池や充電で動くタイプの明かりです。

これらの明かりは、電気店やホームセンター、インターネット通販などで手に入れることができます。可能であれば、実際に手に取って、重すぎないか、スイッチが操作しやすいかなどを確認して選ぶと良いでしょう。

いくつくらい、どこに準備しておくと良いでしょうか

ご自宅の広さや、一緒に住んでいる方の人数によって必要な明かりの数は変わりますが、最低限、以下の場所にはすぐに使える明かりを用意しておくと安心です。

すぐに手に取れる場所に置くことが大切です。普段から「もし電気が消えたら、あの明かりを取ろう」と決めておくと、いざという時に慌てずに済みます。

電池の備えも忘れずに

電池式の明かりを使う場合、電池がなければ明かりはつきません。明かり本体と一緒に、予備の電池も忘れずに準備しておきましょう。

安全な使い方のポイント

スマホのライト機能について

最近のスマートフォンの多くには、ライト機能がついています。これも停電時には一時的な明かりとして役立ちますが、スマホの充電は災害時の大切な連絡手段としても使う可能性があります。ライト機能を使うと充電の減りが早くなるため、必要な時だけ使うようにし、スマホの充電はできるだけ温存することを心がけましょう。

まとめ

停電はいつ起こるか分かりません。特に夜間の停電は不安が大きくなりますが、安全な明かりをしっかりと準備しておけば、落ち着いて過ごすことができます。

電池式ランタンやLEDライト、ヘッドライトなど、ご自身にとって使いやすい明かりを選んで、すぐに手に取れる場所に置いておきましょう。そして、明かりだけでなく、予備の電池の備えと定期的な確認も大切です。

明かりの準備をしておくことは、もしもの時にご自身やご家族を守るための大切な一歩です。この機会にご自宅の明かりの備えを確認してみてください。